AGAとは？医師が絶対伝えたい５つのテーマ！
「家族につむじが目立っている、薄いと言われた…」
「散髪で髪を短くしたら、頭皮が透けているのに気づいた…」
「抜け毛が多い、薄毛の家系も気になっている…」
「髪を洗ったあとや汗をかくと頭皮が透けたり、髪のボリューム感がない…」
現在、このような悩みを抱えていませんか？薄毛の家系の方は将来自分も・・・と気にしている方が多いのではないでしょうか？
毎日鏡を見るたびに、帽子を脱ぐたびにハッと気になる方もおられます。
髪の毛の相談となると、同年代の友人にも相談しづらく、気にされている方にとっては本当にデリケートな問題です。
昨今はネットで簡単に情報を入手できますが、対策や解決方法、オススメのクリニックがたくさん出回っているのでどれが一番正しい情報なのか分からなかったりしますよね？
そこで！ 10年以上にわたり患者様の髪の毛の相談や悩みにたずさわり、ＡＧＡを治療してきた医師の私が、
何が一番良い対策や治療法なのか徹底的にお伝えしていきます。
最後まで読んで頂ければ、悩み続けたAGAの原因と対策について理解が深まります。
皆様のAGA治療に良いアドバイスできれば、皆様の希望となることができれば幸いです。
目次
1.AGAとは？AGAの原因と対策はできるのか！？
2.薄毛の対策方法！（薬に頼らないで可能なのか？）
3.AGAセルフチェック！自分はAGAなのか知りたい。
4.AGA治療の方法を解説！
5.おすすめクリニック
6.まとめ
１．AGAとは？AGAの原因と対策はできるのか！？
1.AGAとは？AGAの原因と対策はできるのか！？
ＡＧＡの原因は大きく分けて「男性ホルモン」「遺伝」「年齢」の３つが関係しています。
AGAは「Androgenetic Alopecia」の略称で「男性型脱毛症」と同じ意味で、
Andoroというのは「男性ホルモンの」という接頭語で、geneticは「遺伝」のという意味、Alopeciaが脱毛症という意味です。
なので、訳すと「男性ホルモンと遺伝が原因の脱毛症」ということですから、
字のごとくＡＧＡの原因は大きく分けてこちらの３つ「男性ホルモン」「遺伝」「年齢」が関係しています。
「年齢」は年齢を重ねるとＡＧＡの発症が高くなるからです。
①男性ホルモン
②遺伝
③年齢
よく患者様から
「一人暮らしになって食事が外食増えたからでしょうか？」
「タバコや酒が関係ありますか？」「就職してストレスが増えたからと思うのですが・・」
と質問を受けますが、これらは主たるAGAの原因と考えておりません。
というのも、当院の服薬「リバース」を使っていただければ、
仕事上、ヘルメットや帽子を脱げない方、夜勤と日勤が1週間で交代されるヘビーな仕事の方、
1日にタバコ30～40本吸ってられても、お薬を使えば髪の毛はしっかり生えてきます。
（身体にタバコはよくありませんし、血管を細くするのでオススメしませんが）
ただし、「休止期脱毛症」といいまして、栄養に偏りがあるダイエットをされたり、
外科手術や入院されたりといった過度のストレスにより、一時的に抜け毛が増えることもありますが、
これも後述しますがAGAとは実は別モノです。
頭皮ケアや栄養成分もある程度重要ではすが、ＡＧＡの原因の本質は「男性ホルモン」「遺伝」「年齢」であり、この３つを改善することはまず困難です。
そのため、ＡＧＡが発症すると徐々に薄毛や抜け毛が進行してしまいます。
残念ながら自然に治ることはありません。
よく言われるように、Ｍ字（生え際）やつむじ（頭頂部）から少しずつ進行してきます。。。
①男性ホルモン
男性ホルモンの1種のジヒドロテストステロン（DHT)が毛乳頭細胞に作用することで、ヘアサイクルが短くなるためAGAが起きてしまいます。
男性ホルモンが与える影響を詳しく知りたい方はこちら
（記事コラム１）男性ホルモン
AGAの原因となるジヒドロテストステロン（DHT）について解説します。
②遺伝
AGAの原因として遺伝的素因もあります。特に若ハゲとよばれ、若い時からAGAが発症する方は遺伝の要因が大きくあります。
AGAの遺伝について詳しく知りたい方はこちら
（記事コラム２）AGAと遺伝
若い時からAGAが発症する方は遺伝の要因が大きくあります。
③年齢
年齢を重ねるごとにAGAを発症する可能性が高くなり、日本皮膚科学会によれば、50代の約40%はAGAを発症しています。
参考：男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版｜日本皮膚科学会ガイドライン
AGAの遺伝について詳しく知りたい方はこちら
（記事コラム３）年齢
年齢を重ねるごとにAGAを発症する可能性が高くなります。
２．薄毛の対策方法！（薬に頼らないで可能なのか？）
2.薄毛の対策方法！（薬に頼らないで可能なのか？）
「まだ薬を飲みたくないので、なんとかそれ以外でできることはないでしょうか？」
「まだそこまで薄毛は気にならないので、少しでも予防できないでしょうか？」
と相談に来られる患者様もおられます。
残念ながらＡＧＡが発症すると徐々に薄毛や抜け毛が進行してしまいます。
ＡＧＡは自然に治ることはありませんので治療をオススメします。
患者様の中には、「まだ薬は飲みたくない、様子をみたい」と考えられる方もおられますので、個人的な見解ですが以下「薬に頼らない薄毛対策方法の５つの方法」です。
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シャンプーなど頭皮ケア
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サプリ（亜鉛、ビタミン）とタンパク質
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育毛剤
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アトピー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎の方は皮膚科へ
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薬を飲まない治療（ヘアビーム、ヘアタトゥー、植毛）
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シャンプーなど頭皮ケア
シャンプーは毎日使うものですので、頭皮ケアもある程度大切です。
私の中ではシャンプーは大きく次の３つに分けて考えます。
１）皮膚の弱い方（アトピー性皮膚炎など）
肌に優しいシャンプーを薦めます。よく美容室でアミノ酸系シャンプーなどすすめられると思いますが、オススメです。普通のシャンプーはどうしても洗浄力が強いので、もし普通のシャンプーを使われる場合は量を気持ち少なめに。。
よく朝にシャワーを浴びる方や、寝ぐせ直しのために朝シャンするため、1日2回シャンプーされる方もおられます。
かなりの脂性（あぶらしょう）の方は2回しても良いですが、脂性でなければ朝は「湯シャン」を薦めます。シャンプーは「洗剤」なので、頭皮を保護している皮脂を取り過ぎてしまう原因になります。ちなみに私も朝は湯シャンで寝ぐせを整えています。
２）育毛シャンプ―
頭皮にトラブルない方は育毛シャンプーをオススメします。「育毛」とは髪を太くする成分が入っています。ただ、シャンプーはすぐに洗い流されるものなので、短い時間では頭皮に吸収されにくいという意見のドクターもおられます。しかし、毎日使うものですので、少しでもサポートするものと考えて下さい。ちなみに私も育毛シャンプーを使用しています。
＊写真はAGAスキンクリニックのHPより引用
AGAスキンクリニックのオススメの育毛シャンプーを載せておきますね。
なんと当院に来院しなくても楽天で購入できるシャンプーもあります！
（記事コラム４）
オススメの育毛シャンプーとは？
AGAスキンクリニックのオススメの育毛シャンプー。私が使用しているのはコチラ。
３）ダメージヘア用シャンプー（保湿成分やトリートメント効果）
カラーリング（ヘアダイ）やブリーチなどで髪が傷んで、キューティクルが剥がれてパサパサになっているダメージヘアの方には、保湿成分やトリートメント効果のあるダメージ用のシャンプーがオススメです。
ただし、上述の１）皮膚の弱い方、２）育毛シャンプー を使いたい方もおられると思います。
このような場合は、１）２）のシャンプーを使いつつ、別途トリートメントを購入して使用してはどうでしょうか？
サプリ（亜鉛、ビタミン）とタンパク質
亜鉛やビタミンが摂れるサプリ、タンパク質をしっかり摂取することで抜け毛の予防につながります。
実は亜鉛不足、亜鉛欠乏症の方は抜け毛に繋がります。
髪の毛や爪は、硬いたんぱく質の「ケラチン」から構成されているのですが、なんと髪の毛は80～90％がこのケラチンです。そしてこのケラチンを合成するのに亜鉛やビオチン（ビタミンＨ）が必要不可欠です！
また亜鉛は吸収率が10～30％とあまり高くなく、亜鉛の吸収を上げるためにビタミンCの同時摂取が推奨されています。亜鉛は成人男性で1日11㎎が推奨されていますが、厚生労働省2019年「国民健康・栄養調査」では20歳以上の男性で1日摂取量が9.2㎎と推定されており、日本人はやや亜鉛不足の傾向があると言えます。
私も亜鉛やビタミンはサプリでしっかり摂取していますし、美容や疲労回復もかねてビタミン注射もしています。
これら亜鉛やビタミンC、ビタミンHはあくまで代表的な成分ですが、他にも髪の毛に必要な成分がありますので、それらが含まれている「医療サプリ」を当院では服薬の方にもオススメしています。
AGAスキンクリニックオリジナルの「髪の毛に必要な栄養成分、材料」とお考えください。なので「医療サプリ」をとることは大切なんですね。
亜鉛やビタミンがなぜ重要なのか詳しくは次のコラムを御覧ください。
ワカメや昆布などの海藻類を食べればよいと思っている人がいますが、迷信ですよ！
（記事コラム5）
亜鉛やビタミンがなぜ重要なのか？
髪の毛にオススメの成分を公開！ただし亜鉛の許容量（取り過ぎ）も注意なのです！
あと、良質なタンパク質の摂取も必要です。タンパク質の「ケラチン」を作るのにアミノ酸やタンパク質が大事です。ケラチンの成分であり含硫アミノ酸を多く含むタンパク質が良いと言われています。具体的な食べ物は次の記事コラムを是非参考にしてください。
（記事コラム6）
ケラチンと含硫アミノ酸を多く含むタンパク質とは？
ケラチンとは？含硫アミノ酸を多く含むタンパク質とは？詳しく説明します。
先ほど述べたように、栄養不足や、栄養の偏ったダイエットをしますと、「休止期脱毛症」もしくは「飢餓性脱毛症」といって髪が抜けることがあります。
実はダイエットをすると、髪の毛や爪、皮膚に供給される栄養が後回しにされてしまうからです。
もし皆さんの中でダイエットをするなら、私は「糖質制限ダイエット」をオススメしています。「糖質制限ダイエット」とはパンや米などの炭水化物を制限しますので、その他の栄養もタンパク質はしっかり摂れますから脱毛が起きにくいのです。私も「糖質制限ダイエット」をたまにしますが、脱毛はおきていません。
糖質以外はある程度しっかり食べて大丈夫なので「空腹感が少ない」ダイエットですが、米やパン、麺などの炭水化物の主食、ケーキなどスイーツや甘い物があまり食べられなくなるので、女性には優しくないダイエットかもしれませんね。。。
（記事コラム7）
糖質制限ダイエットは抜け毛予防！？飢餓性脱落症とは？
糖質制限ダイエット？含硫アミノ酸を多く含むタンパク質とは？
〇育毛剤
最近の育毛剤には良い成分も入っていますので、オススメではあるのですが、2点注意が必要です。あくまで個人的な見解です。育毛剤を否定しているわけでは決してありません。
１）宣伝のビフォーアフターの写真に注意！
２）育毛剤を使用していても、ＡＧＡは結局は進行していく。
１）宣伝のビフォーアフターの写真に注意しましょう。
育毛剤は医薬品ではありません。「医薬部外品」に属するので、ネットの規制が医薬品に比べるとやや規制が甘いようです。
よくビフォーアフターの写真ですごい！！と思わず感心してしまいますが、本当にその商品だけをどれだけの期間使用したのか明記してないものがあります。
あるあるですが、服薬を併用していたり、規制が甘いのを良いことに過度なビフォーアフターの写真で煽っているものもありますのでご注意ください。
２）育毛剤を使用していても、ＡＧＡは結局は進行していく。
育毛剤で実際効果が出る方もおられますし、各社の成分も確かに育毛効果があるものです。
育毛シャンプーを使うなら育毛剤の方が効果が高いと思います。
ただ、当院に来られる患者様の話を聞いていると、
「育毛剤を使っていたが、効果が見られなかったので来院しました」
「育毛剤の〇〇〇は少し効果出た気もしたが、最近薄毛が進行してきたので来院しました」
など、育毛剤を使用していても、ＡＧＡは結局は進行してくるため来院される方が多い印象です。
日本毛髪科学協会のテキストには
「これまでの経験では、効果がある（増毛する）場合は、育毛剤使用開始後3か月ころから脱毛の減少に気づきます。・・・（略）・・・その後はまた薄くなっていきます。」
参考：新・ヘアサイエンス（第2版）｜日本毛髪科学協会 より引用
とあります。やはり、ＡＧＡの進行を完全に食い止めるのは難しいと考えます。
アトピー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎の方は皮膚科へ
軽度であっても湿疹・皮膚炎が長期にわたり持続すると、その炎症の障害が頭皮の深部にある毛包や毛球にまで波及してしまいます。
そのため、「休止期脱毛症」を起こしてしまい抜け毛が増えます。アトピー性皮膚炎の方も同様です。痒くて搔いてしまい悪循環です。
ＡＧＡにこれらが併発していると、より進行しやすく、悪化しやすくなりますので、ＡＧＡの治療もしつつ、アトピー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎の治療も勧めます。
薬を飲まない治療（ヘアビーム、ヘアタトゥー、植毛）
ＡＧＡスキンクリニックでは、「薬を飲まない治療」、「薬に頼らない治療」があります。ヘアビーム、ヘアタトゥー、植毛をオススメしております。
１）ヘアビーム
赤色LEDが発毛に効果的であることが実証されています。ヘルメットタイプの「ヘアビーム」を1日約18分かぶるだけ。
読書や携帯でネットサーフィンしている間に終わります。赤色LEDが頭皮を均一に照射して、AGAに効果があります。痛みや副作用もありません。
＊写真はAGAスキンクリニックのHPより引用
（記事コラム8）
赤色LEDがAGAに効く！ヘアビームとは？
赤色LEDの効果とヘアビームについての解説です。
２）ヘアタトゥー
タトゥー（アートメイク、刺青）を頭皮に施すことで、髪の毛が本当に増えたように見せる施術で画期的な方法です。アートメイクを使用したヘアタトゥーは医療機関でしかできません。局所麻酔のクリームを使用するので全然痛くありません！私もかなり症例をこなしておりますし、学会でも発表させて頂きました。
興味ある方は是非ご予約お取りください。
（学会発表）
2020年形成外科学会総会：「当院におけるアートメイクによるAGA治療」
＊写真はAGAスキンクリニックのHPより引用
（記事コラム9）
ヘアタトゥーについて！坊主タトゥーとは？
持病のために服薬できない方には最適です。興味ある方はぜひ、記事をみてください。
3）植毛
薄毛の部分に、自身の後頭部の毛を直接植え付ける施術のことです。後頭部の毛はＡＧＡにならない、なりにくい毛ですので、これを移植するのです。田植えのようなイメージでしょうか。
他の人の毛は拒絶反応（免疫反応）を起こすので、自分自身の毛を植えます。なので「自毛植毛」と呼ぶこともあります。
（記事コラム10）
AGAスキンクリニックの植毛とは？
植毛についてのコラムです。
３．AGAセルフチェック！自分はAGAなのか知りたい。
3.AGAセルフチェック！自分はAGAなのか知りたい。
「自分がAGAなのか心配で来ました。AGAが始まっているのか知りたいです！」
自分がAGAなのか診断して欲しいと来院する患者様もおられます。
そこでAGAのセルフチェック！！ 次の４つがポイントです。
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抜け毛の観察と軟毛化
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M字（生え際）とつむじ（頭頂部）が後発部位
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頭皮が透けてきた！？ 何をもって薄いと判断するのか？
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じわりじわりと進行するので気づきかない。
１．抜け毛の観察と軟毛化
よく細い毛が抜けると言いますが、その通りです。
AGAになると髪の毛が太く長く成長できず、細い毛が抜けやすくなります。
細い毛になることを軟毛化と呼んでいますが、昔より細い毛が抜けてるな・・・と思ったら要注意です。
また、1日に抜ける毛の量は平均50～70本程度と言われていますが、100本以上は異常と言えます。
枕元に10本以上落ちていたり、シャンプーのあと、タオルに20本も抜け毛がついていれば正直多いです。
その抜け毛も「細い毛（＝軟毛）」が多いようであれば、AGAの可能性があります。
あと、もう1点、抜け毛の毛根を見ます。
AGAになると細くなってくるので、毛根も小さくなってきます。
実は後頭部の毛は最後まで残るので、後頭部の毛は太いです。
なので、この太い毛と比べるのがポイントです。
以下の画像のような太さの差を感じた場合は、、
参考：新・ヘアサイエンス（第2版）p153 日本毛髪科学協会 より引用
２．Ｍ字（生え際）とつむじ（頭頂部）が後発部位
AGAはM字と呼ばれる生え際や、もしくは、つむじ（頭頂部）から髪の毛が薄くなっていくのが典型的です。
次の図はノーウッド・ハミルトン分類といって、AGAの進行度を表す図です。
この分類を見ても、M字（生え際）や、つむじ（頭頂部）から髪の毛が薄くなっているのがわかります。
もしM字やつむじの毛が細く軟毛化している、横や後ろの毛ばかり伸びてしまう・・・というのはAGAの可能性があります。後頭部や側頭部は最後まで毛が残るので、AGAになりにくいのです。
３．頭皮が透けてきた！？ 何をもって薄いと判断するのか？
「散髪で短くしたら、頭皮が透けてるのに気づいた。」
「最近汗をかいたり、ヘルメットとったときにボリュームがないのが気になる・・」
「髪を左右に分けたときの分け目が大きくなってきた・・」
と初診時の患者様は言われます。
AGAは髪が細く軟毛化し、進行してくるとボリューム・毛量が減ってきます。
そのため、昔と比べて頭皮が透けたり見えてきたりしますが、特にシャンプーのあとなど、髪の毛が濡れると透けた感じが強まるのです。
↑ 後発部位のＭ字の方ですが、だんだん生え際やＭ字の毛が短く細くなってきます。
そのためＭ字や生え際が透けて、頭皮が見えやすくなります。
↑ 同じく、後発部位であるつむじ（後頭部）の薄毛です。
特につむじが2つある方は目立ちやすいので、気になる方が多いです。
オンライン診療では細かいところや産毛（うぶげ）まで見れませんので、是非来院して実際に診察させていただきたいと思います。
４．じわりじわりと進行するので気づきにくい。
AGAの進行はゆっくりです。なんとなくじわりじわりと進行します。
毎日鏡を見ているので変化に気づかないのですが、何かの拍子に進行に気づくことが多いです。
「散髪で短くしたら、頭皮が透けてるのに気づいた。」
「人から言われて頭頂部が薄いことに気づいた・・・」
「前髪をいつもおろしてるので気づかなかったが、M字が後退してきている・・・」
図はAGAスキンクリニックのHPより引用していますが、Kaufman(2002年）の論文によると、直径1インチ（500円玉くらいの大きさ）の円に平均903本の髪の毛があったのが、5年で約250本減少しています。
じわりじわりと進行し、5年で約27％の減少率と言えます。
逆に急激に変化や進行があるなら、円形脱毛症や他の原因も考えなければいけません。
４．AGA治療の方法を解説！
4.AGA治療の方法を解説！
AGAの治療には飲み薬（内服薬）、塗り薬（外用薬）、注射治療（メソ注射）が主流で効果も高いです。
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飲み薬（内服薬）
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塗り薬（外用薬）
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注射治療（メソセラピー）
２章で述べた「ヘアビーム（光治療）、ヘアタトゥー（アートメイク）、植毛治療」も有効です。
１．飲み薬（内服薬）
初診の患者様からは
「薬の種類と効果など、どれを飲んだらオススメかわからないので色々聞きたいです。」
「副作用が心配。薬の種類によってリスクや副作用を知りたい。」
と言われます。
まず薬の種類ですが、大きく予防薬（一般薬）と発毛薬があります。
予防薬（一般薬）
プロペシア（フィナステリド）
ザガーロ（デュタステリド）
↑プロペシア ↑ザガーロ
写真はORGANON（製薬会社）のHPより 写真はグラクソスミスクライン
（製薬会社）のＨＰより
これらはＡＧＡの進行を食い止め、現状維持のイメージの内服薬になります。
前章で述べましたが、AGAになると髪の毛は5年で約27％失います。
プロペシアやザガーロは抜け毛を抑え、進行を食い止めて、現状を維持する「ブレーキ」のようなお薬です。
薄毛対策の服薬とお考えください。
積極的には髪の毛は増やしません。
（ザガーロはプロペシアより効果が出ると考えています）
ちなみに「プロペシア」や「ザガーロ」は商品名になります。
製薬会社（企業）が名前をつけたものです。登録商標になります。
それに対して「フィナステリド」や「デュタステリド」は一般名（薬剤名）と言います。
有効成分名というわけです。
副作用が生じる確率は1％以下と極めて低く、
性欲減退、勃起機能不全（ＥＤ）、まれに消化器症状など食欲不振、肝機能障害が挙げられますが、処方していてあまり患者様から副作用の訴えは聞かない印象です。
安全な治療薬です。
また、デュタステリドの方がフィナステリドに比べると、勃起不全（ＥＤ）、性欲減退、精液の質・量の低下といった副作用が起こる可能性がやや高いと言われています。
副作用や効果に関してご不安な方はクリニックに来ていただければ、より詳しく説明させていただきます。
当院（AGAスキンクリニック）はカウンセリングが無料です。
プロペシア（フィナステリド）やザガーロ(デュタステリド）に関して、詳しい説明は以下をご覧ください。
（記事コラム11）
プロペシア（フィナステリド）について
フィナステリドが主成分の代表的な薬(商品名）が「プロペシア」です。
「プロペシア」は日本で2004年に厚生労働省から認可された国内最初のAGAの治療薬です。
（記事コラム12）
ザガーロ（デュタステリド）について
デュタステリドが主成分の代表的な薬(商品名）が「ザガーロ」です。
日本で2015年に厚生労働省から認可されました。
発毛薬
ミノキシジル
積極的に髪を生やすには、フィナステリドもしくはデュタステリドにミノキシジル内服薬を組み合わせます。
フィナステリドとデュタステリドは同時には服薬できません。
どちらかのお薬とミノキシジルの内服を組み合わせます。
ミノキシジルはよく「攻め」の薬とか、ブレーキに対して「アクセル」のような表現で
説明されます。
もともと高血圧患者の治療薬（降圧薬）として使用されていましたが、血行促進し、発毛を促す作用があり、副作用として髪を生やす力がありました。
ミノキシジル内服の副作用には動悸（頻脈）、むくみ、頭痛、肝機能障害などがありますがこれらの頻度は低いです。あと、初期脱毛や多毛症の可能性があります。
特に処方量が多いと、これらのうち「むくみ」や「動悸」などの頻度が高くなりますので、
勝手な自己増量や個人輸入などは避けたいところです。
心臓病の方は「禁忌」といってミノキシジルは処方できません。
持病のある方や詳しい副作用に関してはクリニックに来ていただき、医師より説明させていただきます。
カウンセリングや説明をしっかり聞いて、納得してから服薬したいと考えられる方も多いです。毎日お口に入れるものですので、安全・安心なクリニックをお選びください。
患者様の中には、より安心安全なお薬をお求めになる方もおられます。
AGAスキンクリニックの「Rebirth（リバース）」はフィナステリドとミノキシジルを主成分に構成されているオリジナル商品（製品）になります。
↑写真はAGAスキンクリニックのHPより引用
「Rebirth（リバース）」はフィナステリドとミノキシジルの主成分以外に、その他亜鉛やビタミンをバランスよく配合したオリジナル発毛薬です。
USP基準最高ランクのものばかり配合していますので安心安全です。
USP最高ランクの安全基準（AGAスキンクリニックのHPより引用）
発毛有効成分は、より効果を発揮できるように、高品質・高濃度のものをAGAスキンクリニック独自の配合で患者様に提供しています。
【USP（United States Pharmacopeia）はアメリカの独立非営利団体で、180年以上に渡り製薬の品質基準を定めています。】
「Rebirth（リバース）」を服薬されている患者様は個人差はあるものの、早ければ3ヶ月程度で発毛の実感ができるようになります。
半年後に治療効果のお写真（ビフォーアフター）を見ていただきますが、ほとんどの患者様が薄毛が改善されたと実感されます。
是非AGAスキンクリニックにご来院をお待ちしております。
AGAスキンクリニック ライン予約の方はコチラ
https://www.agaskin.net/line-qr/
AGAスキンクリニック メール予約の方はコチラ
https://www.agaskin.net/contact-counseling/https://www.agaskin.net/contact-counseling/
電話受付・予約：フリーダイヤル
0120-31-9696 9：00～21：00（年中無休）
ミノキシジル内服薬に関して、詳しい説明は以下をご覧ください。
（記事コラム13）
ミノキシジル内服薬について
ミノキシジルの内服についての詳細です。
２．塗り薬（塗布薬）
塗り薬（外用薬）の主成分はミノキシジルが一般的で、頭皮に1日2回直接塗布して使用するリキッドタイプ（液体）が通例です。
内服薬と併用すると効果が高まるため、上述の内服薬と併用して処方されることが多いです。
市販の薬局でもミノキシジル外用薬が販売されていますが、市販ではミノキシジル５％の濃度までしか処方できません。（2022年6月現在）
クリニックで処方される外用薬は、よりミノキシジルが高濃度であるものが処方されることが多いため、より高い効果を期待できます。
AGAスキンクリニックでもミノキシジルの高濃度の塗り薬（外用薬）を処方しています。
市販のリアップX５（大正製薬：ミノキシジル５％含有）のHPからの引用ですが、
毛髪数が増え、発毛することが実証されています。
リアップX５の副作用内訳として
皮膚症状：湿疹2.0%、毛嚢炎2.0%、接触皮膚炎2.0%
などが言われていますので、頭皮がかなり弱い方、痒みが強い方はご注意ください。
↑写真はリアップ（大正製薬）のHPより抜粋
３．注射治療（メソセラピー）
注射治療（メソセラピー）は、頭皮に直接治療薬を注入するAGAの治療法です。
注入することで頭皮の毛根（毛乳頭細胞）に直接、治療薬を届けることができます。
頭皮だけの局所のため、内服薬に比べ副作用がほとんどありません。
安心して施術をしていただけます。
注射治療（メソセラピー）はクリニックによって注入薬の種類にバラツキある印象です。
それぞれのクリニック独自の薬液やカクテル等がありますが、多くのクリニックで
１）髪の成長に必要な成長因子
２）幹細胞から抽出したタンパク質や上澄み液
３）ミノキシジル
４）髪に必要な栄養成分やタンパク質
５）ヒアルロン酸やプラセンタなど
６）ＰＲＰ（多血小板血漿）
のようなメニューや、これらの薬液をカクテルにして組み合わせているようです。
１）か２）どちらかを主成分としている薬液が主流で、個人的にはこれらはオススメです。
内服薬と併用すると効果が高まるためりますので、上述の内服薬と併用して治療されることが多いです。
注射治療（メソセラピー）は1回だけではなく、通常複数回の施術を継続することになります。どこのクリニックも3～12回を1クールとしているのではないでしょうか。
注射と聞いて、「痛いのでは？」と不安な方も多いと思いますが、
AGAスキンクリニックでは、痛みが不安な方も安心して治療が受けられます。
写真はAGAスキンクリニックのHPより引用
当院メソセラピーでは、写真のような冷却器具（温度はー４℃～０℃）を頭皮に押し当て、
頭皮を冷却することで感覚を麻痺させ、痛みを軽減しながら注入します。
針も歯医者さんの麻酔で使用する細い小さな針を用いて痛みに配慮しておりますし、施術時間も５～１０分あればすぐに終わります。
５．おすすめクリニック
5.おすすめクリニック
「ちゃんと診察してくれるのか？安心なクリニックを知りたい」
「クリニックで安全・効果があるとこ知りたい。
H5見出しa
そのような視点で解説します。
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本当の安心安全とは？ （薬の安全性と効果や実績）
-
患者様ファーストと「AGA専門」のクリニック
１．安心安全とは
かつてフィンペシアというインド産のフィナステリドには安価だったのですが、コーティング剤に黄色203号
（別名：キノリンイエローWS）というタール色素が使用されていて、「発がん性物質」であるという噂が流れていました。
（注：現在のフィンペシアには黄色203号（キノリンイエローWS）は使用されていません。
日本でも厚生労働省から「医薬品」に許可されている成分ですが、食品への添加は許可されてません。）
安価すぎるものにも注意してください。
毎日飲むものですので、老舗的存在でブランド力のあるクリニックはオススメですし、治療効果や実績も重要です。
日本でプロペシアが2004年に販売開始となり、現在2022年で18年が経過しますが、10年以上のAGA専門のクリニックは意外に少ないです。
また安心安全という意味ではブランド力があって治療実績が豊富であれば、それだけ数多くの症例を見ていますのでクリニックに経験が共有されています。
よりその人に合った治療法を薦めることができ、信頼性もあります。
例えばAGAスキンクリニックでは2019年の時点で33万人の実績があります。
↑AGAスキンクリニックのLP（WEB広告）より抜粋
あと、クリニックが全国展開しているクリニックも大事です。
ドクターにすぐに相談できる、診てもらえるクリニックが安心ですし、
まず急な引っ越しや転勤でも対応できること、強みであることです。
オンライン診療という手もありますが、正直、オンラインの画面では髪の毛の詳細や頭皮は見えません。分かりにくいです。
髪の毛がどれくらい細くなってきているか？
本当にAGAなのか？AGAと診断できるのか？
M字に産毛は残っているのか？
フケが出ているのか、どれくらい頭皮が荒れているのか？
オンラインで相談できない場合は、クリニックに直接来院が必要となります。
そのときに近場に全国展開しているクリニックはすぐに通院できて安心です。
来院型とオンライン診療の両方に対応しているクリニック、
全国展開しているクリニックを選ぶのが、通いやすい点から大切と思います。
副作用が起きてもすぐに相談できる、診てもらえるクリニックがやはり安心です。
最後のポイントですが、内服薬による治療法が現在では主流です。
効果が低かった場合は別の治療法を併用することもあります。
持病で服薬できなくなった方もおられます。
途中でクリニックを変更しないためにも、治療方法が豊富なクリニックを選ぶのが大切ですね。
AGAスキンクリニックでは、内服薬以外にも、
外用薬（塗布薬）、注射治療（メソセラピー）、ヘアビーム（光治療）、ヘアタトゥー（アートメイク）、植毛治療、数多くの育毛シャンプーの販売
もあり、治療方法が豊富で正に「髪の毛の総合クリニック」といえる存在です。
治療費以外の初診料や再診料、カウンセリング料、安全に飲めているか確認のための血液検査代をサービスしているクリニックも費用を抑えられるのでオススメです。
２．患者様ファーストと「AGA専門」のクリニック
「患者様の立場に立っているクリニックだろうか？髪の毛のことを真剣に考えているだろうか？」
という「患者様ファースト」という視点も大事です。
長期間治療で通いやすさを考えると駅前の立地や、プライバシーに徹底配慮された完全個室が大事なのは選ぶポイントで必要です。
↑AGAスキンクリニックのLP（WEB広告）より抜粋
また「ＡＧＡ」に特化している、AGAを専門にしているクリニックだからこそ信頼があります。「ＡＧＡ専門のクリニック」には価値があります。
よく美容外科でもＡＧＡ治療をされていますが、ドクターもスタッフも「髪の毛に特化」している訳ではなく、他の美容外科のメニューをこなしながらになってしまいます。
患者様も、男性と女性が待合室で混ざってしまうことがあります。
もちろんこれは個人的な意見であり、植毛を専門にされている先生や、しっかり髪の毛に集中されているドクターもおられます。
ただ、美容外科さんや皮膚科さんでは「毛髪診断士」という専門スタッフがいないのが普通です。「毛髪診断士」は資格が必要で、髪の毛の専門的な知識を有しています。
AGAスキンクリニックでは、「毛髪診断士」の資格を有しているスタッフが在籍しております。AGAスキンクリニックのHPにある毛髪診断士の説明ページです。
https://www.agaskin.net/activity/details-0200317/
毛髪診断士に関して、詳しい説明は以下をご覧ください。
（記事コラム14）
毛髪診断士の資格について
毛髪診断士についての詳細です。
私が所属するAGAスキンクリニック名古屋院では「毛髪診断士」という資格をもったスタッフが5人います。（2022年6月現在）
また、AGAスキンクリニックでは
「エビデンスのある治療法を。AGAに特化した専門クリニック」
とHPに掲げていおり、どのような治療方法がAGAに効果的か、2011年～2017年の間の18,918人の男性薄毛モニター様を対象に当院の治療を行い、その結果を論文発表しています。
実際このように、なかなか自身で論文を出しているクリニックはありません。
https://www.agaskin.net/activity/details-20180723/
↑AGAスキンクリニックのHPよりその要点になります。
実際の詳しい論文は以下になります。
（記事コラム15）
AGAスキンクリニックの治療法の論文発表について
実際の論文発表の詳細です。AGAスキンクリニックで治療しているオリジナル発毛薬「Rebirth」と、
Dr’sメソ（メソセラピー）で治療をし調査したところ、治療後6～12カ月経った薄毛モニターである患者様の96％～80％は
治療の結果に満足していると報告がありました。
６．まとめ
6.まとめ
AGAとは？
ＡＧＡの原因は大きく分けて「男性ホルモン」「遺伝」「年齢」の３つが関係
ＡＧＡが発症すると徐々に薄毛や抜け毛が進行してしまう。
残念ながら自然に治ることはない。
薄毛の対策方法！（薬に頼らないで可能なのか？）
ＡＧＡは自然に治ることはないため治療をオススメ。
シャンプーは毎日使うもの。頭皮ケアもある程度大切
亜鉛やビタミンが摂れるサプリ、タンパク質をしっかり摂取！
育毛剤には良い成分も入っているが「医薬部外品」に属する
「薬を飲まない治療」にはヘアビーム、ヘアタトゥー（ヘアアートメイク）、植毛がある
AGAセルフチェック！自分はＡＧＡなのか知りたい。
1日に抜ける毛の量は平均50～70本程度。100本以上は異常です！
抜け毛も「細い毛（＝軟毛）」が多いようであれば、AGAの可能性ある。
M字と呼ばれる生え際や、つむじ（頭頂部）から薄くなるのが典型的！
じわりじわりと進行し変化に気づかないが、何かの拍子に進行に気づいてしまう。。。
ＡＧＡ治療の方法を解説！
飲み薬（内服薬）の種類には、大きく予防薬（一般薬）と発毛薬がある！
予防薬（一般薬）にはプロペシア（フィナステリド）とザガーロ（デュタステリド）があ るが、ＡＧＡの進行を食い止め、現状維持のイメージ
内服の発毛薬：積極的に髪を生やすには、フィナステリドもしくはデュタステリドにミノ キシジル内服薬を組み合わせる
塗り薬（外用薬）はミノキシジルが主体。内服薬と併用すると効果が高まる！！
注射治療（メソセラピー）は、頭皮に直接治療薬を注入するが、頭皮＝局所のため、内服 薬に比べ副作用がほとんどない。
おすすめクリニック
毎日飲むものですので「安心安全」が何より大事です。
安心安全という点から
「治療効果や実績」「全国展開しているクリニック」「治療方法の豊富さ」
をポイントにして下さい。
患者様ファーストという点から、
「駅に近い」「プライバシーに配慮した完全個室」「AGAを専門にするクリニック」
がポイント。
「毛髪診断士」がいるクリニックや、髪の毛の論文発表をしているクリニックも、患者様 ファーストという点から大切です。
